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2021年11月10日
ランドセル症候群とは

ランドセル症候群とは

当院で鏡を使った姿勢チェックを行った際に良く聞かれるのがどんなカバンを使うのが身体の負担が小さいのか?です。

①ブリーフケースやボストンバッグみたいに手で持つ
②ショルダーバッグみたいに肩にかける
③リュックのように背負う

①、②はからだが左右に傾きやすく、③は前傾姿勢になるので猫背傾向になりますので一概には言えないのが正直なところですが、頭や肩の位置を意識するだけでも軽く持てるようになりますので、施術の際に指導したりしています。

小学生では重たいランドセルによって筋肉痛や肩こり、腰痛などだけではなく、通学自体が憂鬱に感じるなど気持ちの面にまで影響を及ぼす「ランドセル症候群」というのがニュースになっていました。

小学生の通学を見ているとすごい前傾姿勢の子がいっぱいいるので相当重たいのだろうと思います。
教科書を置いて帰ったりランドセルの素材を軽くする対策も重要な事であるかと思いますが、子供の運動不足が何より問題ではないかと考えています。

学校から帰って塾に行ったり、外で遊ぶ場所・遊具がなかったり、ゲームで遊んだりとからだを動かす機会が減ってきているように思います。

筋肉が凝り固まらせないようにセルフケアとして運動などでからだを動かす機会を増やしてほしいと思います。