平成25年8月に生駒市で大和整骨院を開業しました。
私が整骨院の業界に入ったのが24歳の頃でした。それまでは6年間自動車整備士として車やバイクの整備に関わり、充実した毎日を送っていました。故障した部品を交換するのではなく、故障した原因を考え、部品を修理するという仕事に誇りを待っており、生涯の仕事として取り組んでいましたが大きな転機が訪れました。

23歳の頃から突然全身の痒みが現れ、いつの間にか夜も寝られないくらいの痒みと掻き傷による痛みでうつ伏せでしか寝られなくなり、寝返りをすると痛みにより目が覚めてしまい寝むれないストレスに悩まされ、疲労の取れない体で仕事をして度重なるぎっくり腰で動けなくなる日々を過ごし、体の限界を感じ1年後の24歳の時に転職を決意しました。

目標を失ったと共にからだに対する興味が沸いてきて、健康というものやからだが治るとはどういう事かを考えるようになり、もう一つの大きな転機が26歳の時に訪れました。

それは「バイタルリアクトセラピー」と理事長の山崎先生との出逢いでした。

骨格構造やバランスを治すことで神経や血流の代謝が正常化し、機能的(関節の動きや内臓の働きなど)に身体が働き、人間が本来持っている「自然治癒力」という治す力を最大限に発揮し、医学的所見やデータによる客観的な証明が出来る事、バイタルリアクターというコンピューターを使う事での安全性や再現性の高さにより医療ミスを無くすという治療の理論に感動を隠せませんでした。また、共鳴振動という物理的振動により最小限の刺激で骨格構造にアプローチ出来るという事に元整備士だった私はの進むべき道はコレだ!!確信しました。

そこからは他の事には目を向けず、大阪のバイタルリアクトセラピー専門の整骨院にて住み込みで働き、2008 年より大阪で行われているバイタルリアクトセラピー公式セミナーに毎年参加し、福岡セミナーに深夜バスで行ったり、大阪や京都の勉強会に毎週参加して学んできました。

気が付けば奈良県で1番セミナーに参加し、一番古い先生になっていました。

整備士を辞めて治療家になる事を後押ししてくれた家族、応援してくれた友人、出来ない事やわからない事を丁寧に教えてくれた先生方に感謝の気持ちでいっぱいです。

一人ひとりの患者様と全力で向き合い、出逢いを大切に日々精進していきます。
まだまだ至らない所もあると思いますが、どうぞよろしくお願い致します。

大和整骨院　　末浪 靖